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​防犯環境設計とは

現在(2021年)、日本国内に監視カメラは500万台あるともいわれています。
犯罪抑止や実際に犯人検挙につながったつながった事例もあり、有用性と認知度が高まった結果だと感じております。












防犯環境設計とは、「犯罪が起こりにくい仕組みを人や機械で構成する」と言うと、わかりやすいかと思います。

防犯環境設計の歴史は古く、城塞都市を作った民族を起源に、最近では1970年代にアメリカの大学で研究・提唱された理論と言われてます。その中でも、主に以下の点が注目されています。



・【ハード面】機器や設備による補完
「対象物の強化」 CPマークの強化ガラス、防犯フィルム、補助鍵、電子錠
「接近の制御」  境界の塀・門扉、足場になる物の撤去
「監視性の確保」 監視カメラ、センサーライトなどの照明、外部からの見通しの確保(庭木の剪定など)

・【ソフト面】地域防犯の促進
「地域コミュニティの形成」 地域住民とのあいさつ、落書きの即時撤去、防犯パトロール
 
上記は一例ですが、ハード面とソフト面が適切に組み合わさることで防犯効果が高まると考えられます。




例えば、自転車に鍵をかける(ハード面)行為も、人為的行動(ソフト面)が伴います。せっかく自転車に鍵を付けていても、鍵をかけ忘れてしまっては意味がありませんね。

お出かけの時「カギ、かけましたか?」




​【警視庁出典記事】
防犯環境設計とは、犯罪が発生しにくい環境を創るために、人的な防犯活動(ソフト面)とあわせて、建物、道路、公園等の物理的な環境(ハード面)の整備、強化等を行い、犯罪の起きにくい環境を形成するという考え方をいいます。
防犯環境設計には、直接的な手法として「対象物の強化」と「接近の制御」、間接的な手法として「監視性の確保」、「領域性の確保」があり、これらを総合的に組み合わせることが重要です。

防犯環境設計 (英)Crime Prevention Through Environmental Design

参考文献(インターネット)

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防犯環境設計ってなんだろう。。。

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